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藤本和也のブログ(仮タイトル)
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「藤本和也」は検索すると結構いろいろいますが
ここの「藤本和也」は「漫画とイラストの藤本和也」です。
「黒のマガジン」第3号が完成しました!
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宣伝と朝の暴れん坊将軍

2018/08/18 16:04
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「黒のマガジン第3号」は現在、こちらのお店に置かせてもらってます。

東京・中野のタコシェ
http://tacoche.com/
大阪・此花区のシカク
http://uguilab.com/shikaku/
京都・寺町二条の三月書房
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/

よろしかったら、どうかよろしくお願いします。
黒マガ4号、絶賛遅れてますが10月中には何とかしようと思ってます。ゴメンね!

あと、いつもギリギリでダメなんですが、明日19日のコミティアに参加します。
黒のマガジン3号やミズキカメラ、コピーの漫画短編などいろいろ持っていきます。
それと、大分前になくなっていた「藤本和也作品集1」を増刷しました。
これまたよかったら、どうかよろしくお願いします。
スペースは「き-08b」です。


特別書くようなことではないんですが
関東だけかどうか判らないですけど、平日の午前4時に
「おはよう時代劇」というタイトルで「暴れん坊将軍」がやっている。

別に毎日楽しみに待ち構えてるわけではないし
CSなんかで毎日毎時間やってたりするんだけど
何かチャンネルをつけた時、偶然やってる感じが嬉しくてたまらない。

欲を云えば、ずっと「暴れん坊将軍」というのは
どうにかならないもんか、とも思ったりするのだが
確か以前、一瞬だけ「三匹が斬る」がやってた時もあったんだけど
これは個人的な好き嫌いで、正直あまり嬉しくなかった。
また、「座頭市」や「子連れ狼」みたいな感じも
朝っぱらから高カロリーすぎて、なかなか疲れてしまうので厳しい感じがする。

やはり朝だけに、何も考えず、途中からでもいい感じでサクッと見たいなぁと思うと
結局、「暴れん坊将軍」というチョイスは絶妙なのかもしれない。

あと、自分だけかもしれないが
松平健という存在はちょっと縁起物みたいな感じもして
偶然見た時に、ちょっと得をした感があったりします。
朝見るとその日一日に福がありそうだ…という感じで
その点でも、「おはよう時代劇」にふさわしいのかもしれない。
しかも、その松平さんに感じる縁起物感は
わざわざ拝観料を払って見に行く、というのじゃあなく
お土産物屋さんのガラスケースに置いてある一番高い置物くらいの
フランクな縁起物感で、その辺りも地上波の朝にピッタリの感じがします。

もう一つ、「暴れん坊将軍」を見る時、ついつい気にしてしまい
今日こそと思って食い入ってしまうのが、ラストの「成敗ルーレット」だ。

悪代官亭に乗り込んだ、松平とお庭番たちが悪の手下たちをバタバタと倒した末
最後に残った本丸を、松平の「成敗!」の声の元、切り伏せるわけなんだが
だいたい9割方、この成敗をするのはお庭番とかだったりする中
本と、まれに松平自身が切り伏せる時がある。
これが滅多になくて、自分は今までの人生で2回しか見たことなく
ルーレット感覚で毎回楽しみにしてたりします。

もちろん、ちゃんと調べると、第何シリーズの何話で…と判るのだが
ちょっとそれはしたくはない。野暮天というものだ。

物語的に、今回はさすがに自身で切り伏せるしかないだろう健!と思う回も
全然人任せだったりするから、本とお上の考えることは判らない。
また、そういう時に見る松平健の、どこか遠くを見つめてるような
眼差しがちょっと怖くなったりもします。

この松平健の、何を考えてるのか判らない感。
もしかしてバットマンのジョーカーとか演ったら、超意外で楽しいかもしれません。
世界中からとんでもないバッシングが届きそうですが…。


何か、宣伝だけでは…と思って書き始めたら
相変わらずとりとめもなくなりました。失礼しました。


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陳謝!ミズキカメラ訂正2点!

2018/05/11 20:43
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先週の4日と5日、イベントにて「黒のマガジン第3号」と
黒のマガジン増刊「ミズキカメラ」を置かせて頂きました。
購入していただいた方、本とにありがとうございました。天使です。
あと「黒のマガジン第3号」は
現在、タコシェに置かせてもらってます。
読んでいただけたら、とにかく嬉しいです。

しかし、云っておかないといけないことが…。

4日のイベントが無事終わって、家に帰り
良かった良かったと家で「ミズキカメラ」を捲ってたら
それまで全く気付かなかった間違いを
2か所も発見してしまい、少々青ざめました。
人間、浮かれてるとダメですね。
この前に書いた「松本清張の書道教授」の近藤正臣のようです。

慌てて訂正カードを作って
5日からの分は挟ましてもらったんですが
4日に購入していただいた人には連絡のしようもなく
ここに記し、訂正の画像も載せておくことにします。
もしよろしければ、こちらからプリントして貼り付けてください。
本当に申し訳ありませんでした!

☆訂正箇所その1
ミズキカメラ下巻「写真集・旅ガイド本…」の35ページ上段。
別のかまど写真(113ページ)を参考にした作品を2点、一緒に載せてました。
正しくはコチラです。

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☆訂正箇所その2
ミズキカメラ下巻「写真集・旅ガイド本…」の197ページ。
こちらは写真の作品名がゴソッと抜けてました。索引なのに…。
…ただただ申し訳なかったです。正しくはコチラです。

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いや、何とも云いようがないです。

また何か見つかったら…再びこんな感じで書くと思います。
申し訳ない!

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黒のマガジン・第3号 完成

2018/05/03 17:25
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「黒のマガジン」第3号、完成しました。
皆さんに読んでいただけたら嬉しいです。

このミニコミ、思い返すに
当初は自分の漫画を自由に載せる場所が欲しかった
というのが制作意図だったと思うんですが
完全に特集に侵食されて、漫画がドンドン少なくなってます。
今回、ほぼほぼ特集です。
特集をひたすら作ってました。

同時進行で第4号も作ってたんですが
これは8月くらいを予定してます。


あと、黒マガ増刊号「ミズキカメラ」というものも作りました。
写真資料を網羅した、完全に水木ファンのためだけに向けた特殊な資料本です。
ちょっと、どうかしてる分量になって
上下巻、総ページ数496という代物となりました。
こちらも見ていただけたら、嬉しいです。

と云いつつ、増刊号の「ミズキカメラ」の方は
今のとこ、イベントのみの販売しか予定してません。

5月4日 資料性博覧会11 
5月5日 コミティア124

明日、明後日と2つのイベントに参加しますんで
宜しければ、どうか一つ、見てやってください。


とりあえず、何とか作ることが出来て
今はただ、ホッとしてます。

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再会・2時間サスペンス

2018/05/03 11:02
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小さいころ見た2時間サスペンスで
エンディングが忘れられないモノが2個あった。

その1つ。
何かの野心のために殺人を犯した男が、とあるパーティを開催している。
完全犯罪を確信し、今後の成功の道に喜色満面の男なのだが
正にその頃、工事現場から彼が殺した女の遺体が
偶然発見されたことで完全犯罪が崩壊する。
エンディングのロールが流れる中
パーティ会場の男と、そこに向かうパトカーの列が
交互に映し出される…。

子ども心になかなかインパクトのあるエンディングで
あの後、パーティ会場の最中に捕まったんだろうなぁ…、と。
全く持って悪いことはするもんじゃあない。
浮かれてる時ほど気をつけた方がいいな、という教訓が
深く刻み付けられたものだった。

しかし、覚えてるのはそこだけで
タイトルが何だったか、ストーリーはどんなのだったかは
まるで覚えていない。

そんな記憶の片隅に、ずっとあったモノなんだが
先日youtubeで、古い2時間サスペンスを
ぼんやり眺めてたら、そのエンディングがふいに現れたわけで
ちょっと、どうかと思うくらいビックリしました。

その再会した、2時間サスペンスのタイトルは
「松本清張の書道教授」。
近藤正臣主演、土曜サスペンス劇場の一作で1982年の作品でした。
これだったのか!

実際見てみると、本とにエンディング以外は何も覚えてなく
結構メインで登場する謎の書道教室の女主人・大谷直子なんて
記憶の片隅にもなかった。

あと、てっきり記憶では、主人公はエリート官僚か若手政治家で
その野心のために犯した犯罪だと思ってたのが
実際は、どちらかと云うと凡庸な銀行員(婿養子)で
転勤のため、愛人との関係を清算しようとするも、こじれにこじれ
仕方なく殺してしまう、という
「ザ・清張」みたいな小市民が主人公だった。

よって記憶にあった、エンディングのパーティ風景は
実際は、親族が揃ってるものの単なる自宅での食事会という
えらく小規模なものだったが、主人公・近藤正臣のあまりの乗り乗りぶりに
幼い自分は、何か栄光を手にしたもの的な印象を持ったのかもしれない。

そして自分の記憶に鮮明に残っていた、工事現場から発見される遺体。
ショベルカーが土を掘り出した中から、足がぶらんと下がっているというカットは
数十年たって改めて見ても、なかなかショッキングな映像だったのだが
そんな状態で発見された主人公の愛人役が、風吹ジュンというのも覚えてなかった。
憶えてはなかったのだが、当時だと、まぁそうだろうなというジャストな配役だ。

というか、何であの頃の風吹ジュンはこんな役ばっかりやってたんだろうか。
とにかく「訳あり・面倒くさい・依怙地」みたいなキャラは
みんな風吹ジュンがやってたような気がする。
そこにちょっと「知的」みたいな要素が加わると、その役は原田美枝子になったり
そこに「陽性」とか「イノセンス」みたいな要素が加わると
桃井かおりか美保純になってたような気がする。
先程の三要素に、あと「陰気さ」を加えた感じの役がとにかく当時の
風吹ジュンのイメージだった、というのは自分だけじゃあないような気がします。
あぁ、でもそう考えると、そこには森下愛子も入るかな…。
まぁそれは、置いておきます。
そんな風吹ジュンが、去年の倉本ドラマ「やすらぎの郷」で
石坂浩二の嫁さんであんな役だったことには、本と時代を感じた。
昔だったら、妊娠したとか云ってグイグイと石坂浩二をゆする役とかを
やってたのに、とか思ってしみじみと見てました。

「書道教授」での彼女は、正しくその要素を詰め込んだキャラで
これまた「ザ・風吹ジュン」という感じでしだ。
そしてそんな彼女は、視聴してる自分も強く思ったが
そりゃ仕方ないなぁ…というような、哀れな最期を迎えてしまった。

気が付けば、長々書いてしまいましたが
単に、思い出の2時間サスペンスに再会して
ビックリした、という話でした。

冒頭にも書きましたが
そんな記憶に残ってる2時間サスペンスのエンディングはもう1つあって

マンションの一室で、今まさに人を刺した女が
身体中に返り血を浴びたまま放心状態で立っている姿を
部屋に差し込む夕陽が真っ赤に染めているカットで
その映像のまま、主題歌、スタッフロールが流れてる…という記憶なのだが

これもいつか出会える日が来るだろうか。
主題歌がたしか岩崎宏美の「聖母たちのララバイ」だったんで
火曜サスペンスだと思うんですが。

「書道教授」はyoutubeにまだあります。
みんなで見よう!

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江戸川乱歩の美女シリーズ・4

2012/09/08 09:58
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えらく間が空いて、9月になりました。
全くもって、すいませんです…。

本と、頑張んねばいけない!と思い
とりあえず、「美女シリーズ」の続きを書きました。
…頑張るトコが違うような気もしますが。

今回は、第16作〜第19作まで。
ダラダラと書いてましたら
今までにないくらい、長くなってしまいまして…

まぁ何となく、ヒマな時にでも
読んでいただけましたら、浮かばれます。

江戸川乱歩の美女シリーズ・1(第1作〜第6作)
http://gakuboukun.at.webry.info/200912/article_2.html
江戸川乱歩の美女シリーズ・2(第7作〜第12作)
http://gakuboukun.at.webry.info/200912/article_3.html
江戸川乱歩の美女シリーズ・3(第13作〜第15作)
http://gakuboukun.at.webry.info/201108/article_1.html


☆第16作 白い乳房の美女(原作「地獄の道化師」)

「地獄の道化師」というナイスなネーミングとともに
次々と美女狩りを行う謎のピエロ怪人。
そしてそれを追いかける、我らが天知の活躍!

シリーズ恒例の美女なんですが、今回は…片桐夕子です。
他にも、シリーズ13作「魅せられた美女」に出てた
可愛い子ちゃん・岡田奈々が出てるんですが
あっさり途中退場してしまうわけで
残った彼女が、その称号を得ると思うんですけど…
役どころが如何せん「とにかく暗い」というキャラクターなんで
正直、なかなか見ていて息苦しいモノがあります。
片桐ファンの方々、すいません。

しかも、関係をもった陶芸家・蟹江敬三に
「あの陰気さは男には好かれないなぁ…」とか
「そのくせ、男を見る目つきがギラギラしてた…」などと
ボロカスに云われてしまう始末で
気の毒さ、という点では特筆すべき今回の美女です。

原作とは違う設定として、荻島真一が経営するバレエ教室の
次期プリマ争い、というあまり興味の持てない話が
結構なメインの話として挿入されるんですが
何と云いますか、荻島の着こなせていない指導者ルックや
その安っぽいレッスン風景などを見てると
学生時代に友達から借りた古いAVのドラマ部分って
こんな感じだったなぁ…とかいった思いにかられてしまいます。

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そして物語は、謎のピエロ怪人に対し
明智事務所に集まった捜査メンバー全員が
「おどけ、厚化粧、トンガリ帽子、年齢不詳…」、と
とりあえずピエロの特徴をいろいろと出して
何かヒントめいたモノはないかと頑張るのだが
犯人の性別はおろか、さっぱり謎は解けないまま
明智先生自ら、結構ハッキリした口調で
「さっぱり糸口が見つからない…」と云ってしまう始末。

そして警察たちも
とりあえず町のサンドイッチマン狩りを行う、といった
なかなかの混迷っぷりをみせたりするんですが
そんな中、犯人自ら残していった手紙の締めにおいて
「ウフフ」と書いてしまう、痛恨のミス!
犯人も、さぞや肝を冷やしたと思うんですが
その手紙をチェックしたのが、荒井注扮する
浪越警部だけだったもんで、あっさりスルーされました…。
よかったね、犯人!

あと、犯人に狙われるお姉ちゃんたちは
もれなくピエロ人形が送られてくる、という
ちょっとした特典があるんですが
コレが、既製品にちょっと手を加えただけの
シンプルな作りながら、効果はバツグンといった出来で
なかなかセンスがいい犯人だなぁ、と感心してしまいます。

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☆第17作 天国と地獄の美女(原作「パノラマ島奇談」)

冒頭、視聴者に新年の挨拶をする明智先生という
これ以上にないおめでたいショットに
新春3時間スペシャルの並々ならぬ気合が感じられます。

3百億円もの資金をかけた、面白桃源郷・パノラマ島を
明智先生は「史上最大の愚挙」と吐き捨てるんですが
これを1月2日に正月特番3時間スペシャルで
制作したテレビ局も、なかなかの強者だと思います。
リアルタイムで見ていた方々は
さぞかし、いい1年を送れたんじゃあないんでしょうか。
羨ましい限りです。

原作は、乱歩の代表作とも云われる作品ながら
100頁ほどの中編作品でして
それを3時間とは、一体誰がどうやって…と思ったんですが
脚本家は、「悪魔のような美女」「エマニエルの美女」に続き
三度登場のジェームス三木!

そんなジェームスによって生まれ変わった本作は
原作において、人見広介による単独犯行だったモノを
伊東四朗扮する人見広介の他に
宮下順子扮する彼の妻、そして
映画「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」にも出ていた
ミスターパノラマ島こと小池朝雄を、宮下の愛人な上に
破廉恥新興宗教の教祖、そして今回の首謀者という面白キャラに配し
このズッコケ3人組による、トリオ犯行という具合に大胆変更!
まるでドロンボー一味のような、珍騒動を繰り拡げてくれます。
全然違う!

しかしです、これらのニューカマーたちによる
金と色欲、という俗物丸出しの安易すぎる参戦理由が
ドリーマー・伊東四朗の欲するパノラマ島という
一見、お茶の間には理解しがたいイマジンを、ある種
どこの町にもいる、許される範囲の面白おじさんのピュアな夢
といったイメージ変更することに大貢献し
視聴者が思わず伊東四朗を応援してしまう、という構成になっていて
コレははっきり云って、メチャメチャ上手いと思います!
ジェームス、前回は情事日記についてしかピンと来なかったんですが
いや、本とゴメン!という感じであります。
…自分だけかも知んないですが。

とまぁ、こんな感じで
今回はいつもの、明智や被害者たちの同行を追いつつ
さて一体、犯人は…というのと、ちょっと違って
完全に犯人側の伊東四朗が主役として
そんな彼らの1年越しの大計画を中心に進行していきます。

確かにコレって、原作と同じ流れなんですけど
やっぱ天知茂のシリーズだけに、そういう訳にもいかず
色々あった結果、なんでしょうか
時折、明智事務所の四季折々、といった映像が挿入されます。
ファンにとって、事務所の正月風景なんて
たまらないシーンなんじゃあないでしょうか。

そんな明智サイドの団欒風景をよそに
いよいよ後半、伊豆シャボテン公園や熱川バナナワニ園の
多大なる御協力を得て、いよいよ夢の秘宝館・パノラマ島が完成!
伊東四朗&小池朝雄が、かりそめの妻相手に
満面の笑みで大お披露目会を結構な尺で開催します。

一つ一つの光景ごと、得意満面に解説、自画自賛する
二人の嬉々とした姿。そして妻の興味ナッシングな顔…。
何か普段、自分が映画や本とかについて
ベラベラと人に喋ってる姿が妙に重なって
どうも直視出来ないモノがあります。
気をつけねば…と思わず背筋を正してしまう名場面です。

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そして物語は、明智も乗り込んできて一転二転
原作とも映画版とも違った、全てを覆す真相に辿りつきます。
これは…素晴らしかったなぁ!
本と、上手い脚本だなぁと感服します。
大好きジェームス!

正味な話、映画「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」や
原作のヤツよりも、この天知茂版のパノラマ島が
一番行ってみたいなぁ、と思います。
「大人・800円」という感じで、すごくイイです。

あと、最後にどうでもいい事なんですが
僕らの明智先生、恒例の「顔ベリベリ」シーン。
正月特番で気合いが入ってコスりつけすぎたんでしょうか
今回、顔に残ったゴムの樹脂の量が異常に多いです。

本と、どうでもいい事なんですが。

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☆第18作 化粧台の美女(原作「蜘蛛男」)

シリーズ8作目「赤いさそりの美女」において
世間を震撼させた、大作映画「燃える女」殺人事件に続き
またしても映画撮影現場が血に染まる!
そして美女を襲うのは、さそりから蜘蛛へ!

主演女優のヘアメイク、初演女優の親父の愛人…と
いまいち映画に関係あるのかないのか判らない娘さんたちが
次々と中くらいの蜘蛛に襲われ続けるも、撮影は果敢に進行し
そしてまた死体が積み重ねられる…という展開であります。

そんな呪われた大作映画のタイトルは…「恐怖の毒蜘蛛」!
もう制作止めろよ、と思ったりします。

しかし、この映画。
タイトルからだと、かつての大蔵映画のような
ゲテモノ臭がプンプンするんですが
後半、プロデューサーの事務室みたいなトコで
黒板に書かれた俳優名などを見るに
なかなか豪華な布陣でこの映画を制作してることが判ります。
…本編に出てくることは一切なかったですが

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想像するに、右隅に書いてある土屋嘉男辺りが
毒蜘蛛博士役だったんじゃあないでしょうか?

また制作会社である東洋映画の撮影所内には
「転校生」や「機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」など
1982年に世間を賑わせる松竹映画のポスターが
やたらベタベタ貼ってあるんですが…その辺りは置いといて
その中に、今は「相棒」などで活躍してる
和泉聖治監督の一般映画デビュー作「オン・ザ・ロード」の
ポスターも混じってるのが、何かグッと来ます。

…しかしですね、残念ながら今作
原作は乱歩作品の中でも代表作と云われる名作で
ドラマでも、義足の博士・黒柳(原作は畔柳)が出てきたり
名場面である、ロケ中での女優誘拐場面が再現されてたりと
原作を上手く挿入しつつ、さらに乱歩の他の作品
「大暗室」や「魔術師」などの場面も、色々取り入れ
そして、「赤いさそりの美女」でも飛び出した
イグアナを小脇に抱えた毒虫愛好家(中尾彬)が再登場など
まるで今までの「美女シリーズ」の総決算の如く
バラエティに富んだ様々なシーンが出てくるんですが
不思議なコトに、ちょっとイマイチだったりするんですよ…。

何と云いますか、テンポが異常に悪い、というか…
劇中の大作映画「恐怖の毒蜘蛛」の制作のように
今回の撮影中、何かトラブルでもあったんでしょうか?

例えば途中、怪人に殺されてしまう娘さんのエピソードで
現場検証の結果
実は彼女、女装してた男だったことが発覚するんだが
何故ゆえに女装してたのか、何故今まで誰も気づかなかったのか
警視庁に戻って語られたりと、妙に引っぱるんですが
このエピソード
その後、全く本編と絡まないどころか、答えも語られない。
…何かこういうトコに、問題があるような気がします。

そんな気分で眺めると
毒虫愛好家・中尾彬の中途半端に飄々とした演技も
何か、2時間ドラマに小慣れまくり
「まぁ、自分の仕事はやるけどね…」と云った
大人の所作のように感じたりします。
原作が原作なだけに、かなり残念な一作と云いましょうか。

うーん、勿体ないです。

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☆第19作 湖底の美女(原作「湖畔亭事件」)

前作の失速から、不安を感じてたんですが
一転、今作は快作でした!
異常にテンポが良く
「やっぱイイなぁ、美女シリーズ」という感じです!

しかし、見る前は
えらく地味な原作だなぁ、と軽く考えてまして
まぁ内容も「湖畔で事件が起きる」ことくらいしか
被ってるトコが無いんじゃあ…と思ってたんですが
コレ実際見てみると、事件のキーポイントに
ビデオカメラが使われるトコなんか
原作の重要アイテムであるレンズを意識してたりして(多分)
何か、今まで全く感じたことがなかった
制作スタッフの乱歩愛に、少々グッと来てしまいました。

そんな乱歩愛溢れる、今作のストーリーと云うと
全編、とある画家の離婚問題に絡んだ妻、モデル、娘
友人、弟子、弁護士たちの財産相続のドロドロ劇が
湖畔近くのタイアップ丸出しホテルで繰り広げられる、という展開で
一見、乱歩のラの字もさっぱり感じさせないんですが
まぁこれも、スタッフの奥ゆかしさ…なんじゃないんでしょうか。

そんな、どうでもいい事件に
「蜘蛛男」事件解決後、同ホテルへ休暇のため
本と、ビックリするようなジャケットを羽織ってやってきた
明智先生が巻き込まれていき
物語は、ほぼ8割方がホテル周辺で進行して行きます。

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まぁホテル側としては、宣伝になるのかも知れないんですが
ホテル内で起こる事と云えば、陰惨な殺人事件な上
その前触れに、狙われた娘さんのベットの中に
夜な夜なコケシが紛れ込んでいる、というのは
世の中いろんな売り方がありますが、一般的には
正直、かなりマイナスなんじゃあないか…とも思ってしまいます。

そんなコケシ騒動で、周りはキャッキャ云ってる間に
また何だかんだと、その後色々ありまして
そして明智先生、何だかんだと推理して
顔ベリベリ!ばばーん!ワーッと解決してしまいます。

…この文が、それをキチンと伝えてるかは疑問ですが。
いや本と、面白かったんですよ!

しかも、今作が良かったお陰で
前作「化粧台の美女」で何が足りなかったのか
自分なりに気付く部分もあったりしまして
その代表的なのは
「前回は物語中、明智が奇禍に出遭わなかった」
というのはデカイなぁ、と思ったわけです。
毎回起こる明智のピンチに、自分も少々免疫がついてしまって
ついつい無の表情で観賞する、という感じだったんですが
やはり恒例シーンというモノは、シリーズ物では
かなり重要なんだなぁ…と思った次第です。

そんな反省が、制作陣にもあったのかなかったのか
今回は先生、この様な危険地帯に
ふらふらと足を踏み入れて行きます…
あぁ、先生ッ…!

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そんなワクワクが止まらない今作だったんですが
残念なことに、今回で
1作目からこの「美女シリーズ」を演出し続けてきた
名監督・井上梅次作品が終了してしまいます。

もちろん、シリーズはこの後も
いろんな監督を起用して、まだまだ続いてくわけですけど
本と残念で、やっぱり自分としては
初めに、シリーズの骨格を作り上げ
終止、バラバラマネキンと女体の大盤振る舞いで疾走した
サービス精神のカタマリの様な井上演出こそが
この天知茂版・明智小五郎の
最大の魅力なんだなぁ、と思う次第です。

…まぁ、次の作品を見て
全く違うことを云ってるかも知れませんが
そういう人間なんだ、ということで勘弁して下さい。

後、この監督交代と共に
シリーズ1作目からの助手、文代役の五十嵐めぐみ
2作目からの小林役、柏原貴も
今作をもって卒業ということになってしまいました。
これまた、残念です。

これも、監督交代を期にフレッシュなキャスティングに
という事で変更なのかも知れないんですが
もしかするともしかして、と思うことが1つありまして…。

それは、今作の物語中盤
荒井注扮する浪越警部が推理を披露して
「俺だって頭使ってんだ」という発言に対し
「それで頭の後ろが薄いんですね!」と
明智先生を前に爆笑する2人のシーンがあったんですが

あれが、何か
逆鱗に触れてしまう重大な問題だったのでは…と。
ちょっとだけ、考えてしまいます。

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

…本とに長々ダラダラと失礼しました。

残り6作。
また、頑張ります!


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畑中純

2012/06/14 05:48
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漫画家・畑中純が13日に亡くなった。

12日は大学で講義をしていた、との事だから
突然の、だったんだろうか。
享年62。
とにかく若すぎるし、そりゃないぜという感じだ。
20年後の畑中純の絵が見たかった。
本当に残念です。

自分が畑中純作品を知ったのは
20歳すぎの頃、山田参助氏に薦められて、でして
一時期、本と、むさぼるように読みました。
今でもたまに読み返すんですが
「まんだら屋の良太」10巻〜30巻ぐらいは
神がかってるなぁ、と思います。
絵も勿論、すごく魅力的で
一度クセになると止まらない、という感じです。
良太、月子、久美子、鉄男、ネズミ
ゲン、直美、翼ちゃん、百合奴、お役者清司
名前を順に書いてるだけでもグッときます。

近年は、というか
自分が知ったぐらいには、もうすでに畑中純は
雑誌に連載をしてるという感じではなかったんですが
調布の画廊で、毎年個展をされていて
ここ数年、自分にとってかなり楽しみなイベントでした。
毎年、テーマごとの描きおろし作品や
初期のブリューゲル風の作品などもあったり、と
手作りな雰囲気で、毎回趣向が凝らしてあって
それらを見てるだけでも、こっちはワクワクしてるのに
振り返ると、いつの間にか作者本人がにじり寄っていて
数日前の旅行に行った写真を見せてくれる、という
大先生とは思えぬ、フランク過ぎる振る舞いに
かなりドキドキした事も、ありました。

あと、その個展でしか見れない
春の画集ファイルがあって
それを見るのも楽しみだったんですが…。
あの山椒魚たち、もう一回見たいなぁ!

先月、用があって調布に行った時
その画廊の上にある喫茶店に行ったんですが
店の人に畑中純のことを少し伺ったら
「おととい、奥さんと来てましたよ」、とか云ってて
昔、何かのインタビューで云ってた
破廉恥シーンの墨塗りを手伝わされてた奥さんだ…と思って
あぁ、今年も個展楽しみだなぁ、とか思ってたんですが…。

自分として、畑中純という人は
老成というのなんか全然なく
貪欲で旺盛といった空気をまとってる人、という印象を
勝手に思っていたもんで
これから先、10年も20年も当たり前のように描く人だ。
失礼ながら、例えそれが今後
ドンドンと乱暴な線になっていったとしても
とにかく描いている、と。
何というか、上手く云えませんが
作品や作者に受けるイメージから
亡くなる、ということが一番遠い、と思ってたわけです。
だから本と、未だにちょっと信じられなかったりします。

そして何より、と云うか
本当に超勝手なんですが
自分にとって、毎年の個展は
行くたびに、家に帰って絵が描きたくなる
自分も頑張らねばと思ってしまう感じでして
勿論、新作も楽しみだったんですが
畑中純という空気に当てられに行って
やろうと思う、みたいなトコもあった行事でした。
何か、失礼な云い方ですいません。

ただただ、ショックで残念です。
とにかく、ファンでした。

ご冥福を深くお祈りします。


乱筆、敬称略しまくりで申し訳ないです。
普通なら「先生」とか「さん」とか書かないといけないような
気がして、一回書いてみたのですが
何か自分の思う雰囲気と違うなぁ、という
自分本位な気持ちで全部消してしまいました。
失礼千万だと思います。

本当にすいません。


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ドカベン・最終章の話

2012/05/24 01:34
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13日のイベント、無事…なのか判りませんが
とにかく終わりました。
お越し下さった皆様、ありがとうございました。

しかし個人的に反省点も多く
もうちょっと構成や順番に気を遣った方がよかったなぁ…と。
今後の「黒のマガジン・3号」に生かしたいと思います。


それで、話は完全にゴロンと変わりまして

今自分の中で一番熱いモノは一体何か…と云いますと
それは、ここ数ヶ月、2日に1本くらいのペースで観ている
東映やくざ映画、そして渡瀬恒彦だったりするんですが
それは置いといて、8番目か9番目くらいに熱いモノ、というと
ちょっと前から始まった「ドカベン最終章・ドリームトーナメント篇」なわけです。

現在、チャンピオン誌面では
北海道メッツの存在はどうなったのか、全く触れられないまま
新潟ドルフィンズの監督となった岩田鉄五郎が
「光の小次郎」こと新田小次郎獲得に走り
プロ野球篇での登場はなかったコトにしてもらいたい
「球けがれなく道けわし」こと中西球道が
微笑三太郎監督率いる、京都ウォーリアーズに電撃トレード
そしていよいよ先週
16球団による対戦トーナメント表が発表されるに至りました。

トーナメント表を見るに、山田のスーパースターズの相手は
一回戦・新潟ドルフィンズ(岩田鉄五郎・新田小次郎)
二回戦・四国アイアンドックス(犬飼3兄弟・他いろいろ)
準決勝・京都ウォーリアーズ(微笑三太郎・中西球道・紫義塾)
…という流れになると思うんですが
問題は決勝戦の相手で
普通に考えるに、やはり…出版社の垣根を飛び越え
いよいよ「物干し竿」の復活、山田との初遭遇なのだろうか?
これは、なかなかドキドキしますよ!

あと、「大甲子園」不参加組の水島キャラの登場も楽しみで
「極道くん」の京極道太郎&埴輪くん
「おはようKジロー」の岡本慶司郎
「ストッパー」の三原心平、辺りは出てほしいなぁ、とか
「野球大将ゲンちゃん」の力道元馬はどうだろうか、とか
はたまた、「朝子の野球日記」の櫟朝子
「白球の詩」に出てきた三原監督なんかも出てくるんじゃあないの?と
ひそかに期待してるんですが、どんなモノでしょうか。

最初のベンチメンバーに入ってなくても、水島漫画ではちょくちょく
スタンドからフェンスを押しつぶして選手交代したり(「ドカベン」の犬飼)
線審と思いきや、スーツを脱ぐとユニフォーム!(「一球さん」の五味)
ということがあるんで、これまた意表を突く登場を期待しています。

個人的に今回の最終章で、一番出てきてほしいのは
「ドカベン」中学時代篇、最大のライバルだった小林真司で
失明やらハイジャックに巻き込まれるなど
たびたびド派手なトラブルの放りこまれるんだが
中学以来、山田との再戦を果たしてなく
今回、決勝辺りで小林との再会&対決がもし描かれたら
自分はこれ以上ないくらい興奮してしまうんですが
今、彼は何をやってんだろうか?
その前に水島先生は…憶えているんでしょうか、小林。

そして小林と云えば、彼の妹・稔子も中学、高校時代
山田太郎に惚れているという描写が何度もあり
また、兄貴が豪勢にアメリカ野球留学をしてたのに
何故か彼女は、町の小さな喫茶店でバイトをしながら
(偽)大学生と熱々デート中の夏子はんに
ノムさんばりの囁きで言葉の冷水をぶっかけ
その結果、何だかんだで明訓を勝利に導く…など
影のファインプレーも行ってるのだが
「大甲子園」以降、彼女は一切登場することなく
山田太郎は「スーパースターズ篇」の最終回で、やたら山田のバッティングと
両親の体調との因果関係を気にする保母さんと結婚してしまった…。
…彼女のドラマチックな再登場も期待するわけです。

今回、もしも彼女が登場しなかったら、最後の手段で20年後
「野球狂の詩」の岩田鉄五郎みたく
葬式の時、大量のバラを積んだ山田畳店の軽トラが…という
あの展開の再現を希望します。

まぁ今回の「最終章・ドリームトーナメント篇」では
「プロ野球篇」以降、ちょっと感じれなかった
負けたら終わり、一回勝負の緊張感ある試合展開の復活を
希望しつつ、ドキドキしながら見守ろうと思います。

しかし水島漫画には、無難に現行選手で夢の試合が行われていく
と思わせて、一番大事な場面に突如今まで見たこともない
登場人物との関わりもあんま無いニューカマーが飛び出してきて
読者がズッこける、ということがままありまして
今回は…大丈夫でしょうか。

忘れもしない「大甲子園」…
犬飼知三郎、(星王)、一球さん、ダントツ、球道くんと夢の対決を繰り広げ
てっきり決勝戦は、当時の明訓の監督だった大平の息子・太平洋と
緻密な、山田一年目のいわき東みたいな試合展開で進むのか、と思ってたところ
まさか、ちょっと前まで剣道やってましたという飛び道具集団・紫義塾が
飛び出してくるとは…当時、本当に愕然としましたよ。
高校生活、最後の試合がこいつらか…と。

まぁ、大分時間が経つとそんなコトも面白くもなるんですが…
かつて、山田が三振をするコマの下書きを描いてたら
あまりにフォームがよく描けたもんで
思わずホームランにしてしまった、というナイスな逸話があるだけに
はたして水島先生のペン捌きによって、どのような展開になっていくのか?
順当にトーナメントは進むのか?
そもそも本当に最終章なのか?
あのコミッショナー、また何か閃くんじゃあないのか?
…と、ただただ翻弄されながら見ていくしかないです。

いやぁ、楽しみだなぁ!と。

あと、もう一つ長寿連載漫画で最近、瞬間的に燃え上がったのが
ジョージ秋山の「浮波雲」でして。

ちょっと前、連載で薩摩の西郷隆盛が夢屋に来る、という話と
渋沢老人Xデーか?、という派手な話が2週続いたもので
これは近々、大団円が来るんじゃあないかと思ったわけです。

しかし結局、渋沢老人はあっさりケロリと回復し
次の今週号では、青田先生がいろいろ悩んでたけど
最終的に遊郭に行って大爆笑している、という
いつも通りすぎる展開で、何と云いますか
ホッとしたような、しないような…。

「ドカベン・最終章」とは、ちょっと違いますが
同じ長寿連載漫画として、この作品は一体どう締めるのだろうか
現在95巻まで出ているそうなんですが
100巻辺りで何かあるのか…この辺りもちょっと
今後、見守っていこうと思います。


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